サイマル演劇団

 

原作/モーリス・メーテルリンク

構成・演出・美術/赤井康弘

 

出演/葉月結子、赤松由美(コニエレニ)、竹岡直紀(劇団俳優難民組合)、渡邊清楓

 

11月30日(木)20時*1

12月1日(金)15時/20時*2

12月2日(土)15時/20時*3

12月3日(日)11時/15時

 

アフタートーク

*1 伊藤全記氏(7度主宰、演出家)

*2 穴澤万里子氏(明治学院大学教授、メーテルリンク研究)

*3 新野守広氏(立教大学教授、ドイツ現代演劇研究)

 

料金/一般3500円 学生2000円

   サイマル応援チケット10000円

 

チケット予約/https://stage.corich.jp/stage/280696

問い合わせ/info@subterranean.jp 080-4205-1050(赤井)

 

これは、だれの「青い鳥」なのか?

メーテルリンクの名作「青い鳥」を、「贈与」をテーマに、数多のテクストを組み込みながらキメラのごとく上演する。

劇場は特権的な空間である。演る者も見る者も特権的である。

劇場に集うものが、社会にいかなるものを還元できるかに焦点を当て、物語の消費ではない演劇を生み出していく。

 

演出家・赤井康弘のほぼ一人劇団。06年、サブテレニアンを開館以降、古典作品を上演。俳優の身体性を軸に、物語から距離を持ち、そこから離れようとする身体と近づいてしまう精神とのせめぎ合いを、硬質な身体と独特の発話で、主に不条理劇、前衛劇として上演。

11年、利賀演劇人コンクール参加。17年、韓国・礼唐国際演劇祭に招聘。22年、ポーランド・国際ゴンブロヴィッチフェスティバルに招聘。準グランプリを獲得。


劇団 風蝕異人街 

 

「嘘と鸚鵡と毛皮を着たヴィーナス 」

 

原案:L・ザッヘル・マゾッホ  

訳:種村季弘  

翻案・脚本・演出:こしばきこう 

 

■出演:三木美智代/川口巧海 

舞踏:相良ゆみ(大野一雄舞踏研究所) 

徳安優子(ホワイトダイス) 

 

■照明プラン:こしばきこう

舞台スタッフ:こいけるり/山川瞳

 

 

劇作家のところにやって来た一人の女編集者。 

壁に掛かっていた「ヴィーナスの絵」に吸い込まれるように、二人はその戯曲の中に入り込んでいく。嘘と現実の入り交じった世界に入り込んだ男は、少しずつ狂っていく。女は虚構の世界で、男を愛の奴隷とする。そして、ラストは大ドンデン返しの結末をむかえる。現代の男と女の移ろいを描く作品。 

 

札幌、アトリエ「阿呆船」を拠点に活動。1997年寺山修司作品上演を目的に旗揚。アバンギャルドにこだわる作品創り、スズキメソッドを基調としたトレーニングに取組み、ゆるぎない台詞術と独特の身体様式美が定評。利賀演出家コンクール優秀演出家賞受賞を機に翻訳劇、古典劇の上演も行う。2012・2013年韓国で無言劇を上演。2021年札幌劇場祭で「マクベス」の上演により優秀賞受賞。「赤色カーニバル」を結成し、若者育成にも力を注いでいる 

 

■料金:前売  3500円  当日  4000円  U25  2000円 

 

■上演日時:2023年12月15日(金)  19:00 

                  12月16日(土) 14:00/19:00 

                  12月17日(日)  14:00 

 

■チケット予約: 

https://www.quartet-online.net/ticket/fushokuvenus_tyo 

 

◾️ 団体ウエブサイトアドレス 

https://fushokuijingai.wixsite.com/fushoku 

 

HOME | 劇団 風蝕異人街 

fushokuijingai.wixsite.com

 

  

★【アフタートーク】 

12/15(金) ペーター・ゲスナー氏(演出家・うずめ劇場主宰・桐朋学園芸術短期大学教授) 

12/16(土)19:00 林あまり氏(歌人、劇評(主に小劇場)、紀伊國屋演劇賞審査員、ときどき作詞家「夜桜お七」など) 

 

♦【アフターパフォーマンス】 

12/16(土)14:00  

ダンスと音楽とパフォーマンスのコラボレーション 


複合創作ユニットwakka

 

「wakkaのこゝろ」

 

◯原作 夏目漱石

◯作と演出 齊藤航希

◯出演者

A²rum

岸鮫子

仮屋奈那(カワリヤ、劇団斜講)

春江澪(オトズレ)

宮崎柊太

ゆで ちぃ子。(イマにヒとコへ(え))

にしむら(劇団森)

ノナカモヱリ(anonet)

内山就人

 

◯スタッフ

○舞台監督 吉田大凌

○舞台監督補佐 しみずあかり(自然の会)

○照明 豊川涼太(街の星座)

○制作 清水建志、サテライト☆ちぐさ

○宣伝美術 春江澪(オトズレ)

○映像撮影 有馬武蔵(青幻燈/wokome)

 

夏目漱石の『こゝろ』を「開示」をテーマに据えて建て替えた作品。

改築や増築とは異なり建て替えであるため、ストーリーとしては原作と重なる部分は多くない。ある二人の高校生の時間、ある病院での時間、ある山道での時間、ある男女の時間などをモンタージュを用いて絡み合わせたとものとなっている。

 

○2020年

・4月頃、旗揚げする旨をTweet

・9月に第一回公演『kamuywakka(日輪)』  ※東学祭2020参加作品

・12月に第二回公演『Gregorius“面影”』

○2022年

・3月に第三回公演『phantasma alley』  ※佐藤佐吉演劇祭2022参加作品

○2023年

・3月に第四回公演『コース、逆コース』『隻手、また隻手』  ※名前のない演劇祭緑参加作品

・5月に、翌1月公演を最終とする旨をTweet

 

◯料金

一般1800円

高校生以下1000円

 

◯上演日時(予定)

1月11日(木)-14日(日)

《11,12 日》

 19 時 00 分

《13 日》 

15 時 00 分 

19 時 00 分

《14 日》 

13 時 30 分

17 時 30 分

 

チケット予約のアドレス

https://www.quartet-online.net/ticket/wakkakokoro

団体ウエブサイトアドレス

https://x.com/HeperKunne?t=hHp5GE6R548nUnKbIIKGQA&s=09

 


劇団HURY

 

『マラー/サド』

 

1月20日(土)19時

1月21日(日)14時

 

一般3500円

学生2000円

 

原作/ペーター・ヴァイス

演出/ユ・ジュンシク

出演/チョン・テジュン、ユ・ヒレ、イ・ギョンミン、チェ・チャンジュンほか

 

[スタッフ]

作曲、舞台監督/ユ・ヒオ

 

チケット予約/yoyaku@subterranean.jp

問い合わせ/080-4205-1050(赤井)

 

劇中劇。精神科病院では、治療と教育のために劇が上演される。作・演出はサド公爵で、彼もまた患者として入院している。この戯曲でサドは、革命的急進派指導者マラーの革命と暴力に関する見解を発展させ、批判しようとする。革命は人々の抑圧された感情を解放する。それを生み出す患者たちもまた、現在抑圧された状況にある。患者たちは役を演じるうちに、次第に役と本当の自分との区別がつかなくなり、やがて収容所は暴動の場と化していく。

 

1990年創立。議政府を拠点に、「チャンドン劇場」「アートスペース・フセオサ」を運営。韓国の断絶の克服、国家による暴力、自然を通した人生などの物語を中心に創作する韓国の劇団である。代表作:戯曲「フリーのハムレット」、「マラー/サド」、「再会」、「アントン・チェーホフの『Love3』」、ミュージカル「DMZのロミオとジュリエット」、「Coming home」など。


街の星座

 

「フランケンシュタイン、

もしくは集められた無数の身体の断片について」

 

原作:メアリー・シェリー

構成・演出:豊川涼太

出演:松内慶乃(コーラルアイランド) 川田小百合 すずき環 赤松翔子 淹本羊毛(劇団エドアブラ) まるも(街の星座)

 

Machiza≠Laboは、古典のテキストを現代的な形で上演することを目指し、

POPと前衛の境界で、さまざまな実験をするための企画。

今回は時代を超えて語られる作品「フランケンシュタイン」をベースに、奪われた身体たち(≠贈与された身体)に宿る魂について、そして現代技術によって揺らぐ人間の形のありようを考える。

 

 

主宰豊川涼太を中心とする劇団。

2019年、「銀河鉄道の夜」(原作:宮沢賢治)で日韓ツアーを敢行。

韓国・礼山、礼唐国際大学演劇祭 特別賞受賞。

POPでどこかおかしな世界と人たちとその根底にある社会や不条理を描く。

Machiza≠Laboは、古典のテキストを現代的な形で上演することを目指し、POPと前衛の境界で、さまざまな実験をするための企画。

 

料金

予約・当日 3000円

上演日時

1/25(木)15:00/20:00

26(金)20:00

27(土)14:00/19:00

28(日)13:00/17:00

 

チケット予約

https://www.quartet-online.net/ticket/machiza-frankenstein

 

団体ウエブサイト

https://machinoseiza.wixsite.com/machiza

 


楽園王

『白昼鬼語』

 

作、谷崎潤一郎

演出、長堀博士

出演者、イトウエリ 大畑麻衣子(miez miez)久堂秀明 小林なほこ 他

 

 

エドガー・アラン・ポーは、舞台役者だった両親から『リア王』の登場人物エドガーから名前を付けられた。上演作品として、実はそこを取っ掛かりにずっとポーの作品を探していたのだが、江戸川乱歩を始め、日本の文壇への影響までを視野に入れている内に、結局、乱歩に強い影響を与えた谷崎作品まで辿り着いてしまった。『白昼鬼語』は、国際感覚に優れたポーの犯罪小説や探偵小説の影響が色濃い作品の一つとされている。

 

1991年、劇作家である長堀博士の戯曲を自らの演出で上演する目的で設立。その後10年を経て、長堀の独自性の高い演出の面が評価され、古典戯曲や文学作品などもレパートリーに加わる。利賀演出家コンクールではイヨネスコ『授業』の演出にて優秀演出家賞を受賞。その後、チェーホフ『イワーノフ』の演出では奨励賞を。(財)静岡県舞台芸術センターからは2度の招聘を受け、寺山修司『青ひげ』、エウリピデス『メディア』を上演。

 

料金、前売/当日共3500円 U25 2000円

 

上演日時、

2月1日(木)14時30分/19時30分

2月2日(金)19時30分

2月3日(土)12時30分/17時30分

2月4日(日)17時30分

 

チケット予約のアドレス

home@rakuenoh.com

 

団体ウエブサイトアドレス 

https://stage.corich.jp/troupe/825