<フェスティバル・テーマ2017>

生活者の表現を取り戻せ

 

いよいよ政治的動乱が激しくなり、市民の生活も苦しくなってきた2017年。社会階層の格差も、いまだ是正されず、育児・教育・介護分野に著しくツケが回ってきている。生活することすらままならなくなってきている貧困の21世紀。それでも私たちは、生活者として表現していくことを辞めない。東京、福島、札幌、礼山(韓国)で、私たちは生きるために演劇を続けていく。


7度『お國と五平』

 

上演日時:

2017年10月

5日(木) 19:30

6日(金) 19:30

7日(土) 14:00

 

料金:2,000円

 

チケット入手先:

n_ana_doa[at]yahoo.co.jp

 

ウエブサイト:

https://www.facebook.com/nanado.tc/

 

劇団紹介:

2014年結成。既存の戯曲や小説を上演する。読み取った情景を独自のビジュアルイメージへと換骨奪胎し、台詞の音と沈黙を重視した舞台を構成。観る者が能動的に読み解く劇体験の快感を促す。つまり、ほどよく難解で、ポップにお洒落で、観終わったあとにあーだこーだ言いながらおうちへ帰っていただく作品をつくるってことです。これまでにF. カフカ、F. アラバール、S. ベケット、谷崎潤一郎などの作品を上演。

 

作品紹介:

谷崎潤一郎と言えば日本を代表する小説家のひとりだが、実は生涯に24本もの戯曲を残している。「お國と五平」はその中でもっとも上演されている作品である。仇討ちの旅路にあるお國と五平。ついに仇敵・池田友之丞に巡り遇うも、立ち回りではなく奇妙な問答が始まってしまう。歪んだ三角関係を浮かび上がらせつつ進む問答の行き着く先は…。2016年利賀演劇人コンクールで上演した作品を新演出にて再演する。

 

作 谷崎潤一郎

演出 伊藤全記

出演 山口真由 中山茉莉 加藤好昭(820製作所)

SPIRAL MOON『みごとな女』

作:森本薫

 

演出:秋葉舞滝子

演出補佐:河嶋政規、星達也

照明:島田康和

音楽:羽山尚

音響:齋藤瑠美子

舞台美術:荒川真央香

制作:SPIRAL MOON

出演者:小野坂貴之(FunnyFace)、色鳥トヲカ(劇団Яeality)、秋葉舞滝子 他

 

劇団紹介

 

SPIRAL MOONは演出家秋葉舞滝子を中心とする演劇ユニット。

記録と記憶の間にある距離を噛みしめるような味わいの中に、心の奥に埋もれている大切な想い、それを守り続ける勇気を繊細に描き続け、2006年愛知県芸術劇場演劇フェスティバルでは『みちかける』を上演しグランプリを受賞。2015年6月には満を持して東京・大阪二都市公演敢行。初の大阪進出で笑いのツボの違いに戸惑いつつ、大盛況のうちに幕を閉じた。

 

作品紹介

 

森本薫が1934年22歳の時に執筆した代表的作品のひとつ。女子の身だしなみである裁縫やピアノより化学に才を発揮する一風変わった娘、あさ子と、幼馴染の青年、収。年頃の娘の行く末を案じ縁談を勧める母、真紀と縁談相手の青年医師、弘。ある夏の夕暮れ、4人の心が深く静かに交錯する。

 

上演日時:

2017年11月8日(水)19:30~

2017年11月9日(木)14:00~、19:30~

2017年11月10日(金)14:00~、19:30~

2017年11月11日(土)14:00~、18:00~

2017年11月12日(日)14:00~

 

チケット料金

前売:3,000円

当日:3,500円

 

取り扱い:http://ticket.corich.jp/apply/85009/

 

劇団問い合わせ先

MAIL:info[at]spiralmoon.jp

TEL:080-6594-1574

 

劇団URL

http://www.spiralmoon.jp 

 


サイマル演劇団『授業』

 

作:ウージェーヌ・イヨネスコ

 

演出:赤井康弘

出演:山本啓介、岩澤繭、葉月結子

 

照明:宇野敦子

音響:山田尚古(未定ノ類)

衣装:サイマルお針子団

製作:サイマル演劇団、サブテレニアン

 

10/19(木)20時

10/20(金)20時

10/21(土)15時、19時

10/22(日)11時、15時

 

開場は開演の20分前

 

チケット料金 一般3000円 学生2000円

 

取り扱い info[at]subterranean.jp 080-4205-1050(赤井)

劇団URL http://www.geocities.jp/simulengekidan/

 

 

劇団紹介

 

‘95年、仙台にて旗揚げ。アトリエ公演を数多く上演した。仙台演劇祭、大世紀末演劇展等に参加。東北を縦断したツアーの後、‘00年に拠点を東京に移し、タイニイアリス等で公演を行った。‘06年よりサブテレニアンを拠点に活動中。発語の強さと速さを軸に硬質な芝居を作り続けている。代表作に「授業」「Peste≠Peste」「ナジャ/狂った女たち」等。‘17年には韓国公演も行った。

 

作品紹介

 

ある教授の家にひとりの女生徒が個人授業を受けにくる。はじめは穏やかに授業を進めていた教授だったが、授業が進むにつれ興奮していく。一方、はつらつとしていた女生徒は力をなくしていく。女中が止めるのにも関わらず、ナンセンスで暴力的な授業を続けた結果、クライマックスは予想だにしない展開になる。20世紀の不条理演劇を代表する作品。

 

楽園王『芝居―PLAY―』

 

作:サミュエル・ベケット

 

演出:長堀博士

出演者:杉村誠子、吉田奈央、大迫健司

 

劇団紹介

 

楽園王は今年26年目になる東京を拠点とした劇団。しかし上演地は全国を駆け回る。主に古典戯曲や文学作品の上演が多くて目立つが、もともとは長堀博士の書いた迷路のような戯曲を上演するために旗揚げし、現在も発表し続けている。JPAF主催の「利賀演出家コンクール」から「演劇人コンクール」にかけて、過去最多の8回の出場をし、途中数回の失格を経て、イヨネスコ『授業』にて優秀演出家賞、チェーホフ『イワーノフ』にて奨励賞を受賞した。

 

作品紹介

 

ベケット「芝居」は2016年4月に日暮里d-倉庫で行われた「現代劇作家シリーズ7」にて初演され、好評を博した作品。「芝居」という作品が、戯曲の中にト書きが異常に多い(強迫観念のレベルだろう)ことに着目し、そのことの上演を目指して演出された。戯曲上重要な小道具の「壷」や「スポットライト」などは使わずに、しかし、俳優の力ですべてを表現することにチャレンジしている意欲作。

 

 

 

タイムテーブル:

11月15日(水) 19:30

16日(木) 19:30

17日(金) 19:30

18日(土) 17:00& 21:00

19日(日) 17:00

※開場は開演の30分前。

※各回ゲストイベント、もしくはアフタートークあり。詳細は後日ネットにて発表。

 

料金:

前売/当日共 2500円

「芝居」フリーパス 3800円

※「芝居」フリーパスをお持ちのお客様は、楽園王「芝居」を、何度も観劇いただけます。

 

当日お手伝い募集中! 本番もご覧いただけます。開場の一時間前にお越しいただき、準備を手伝っていただける方を募集しております。詳細は別途ご連絡差し上げます。


劇団 風蝕異人街『女中たち』

 

作:ジャン・ジュネ

 

演出:こしば きこう

照明:こしば きこう   

音響:こいけ るり

出演者:三木美智代、堀きよ美、高城麻衣子

 

劇団紹介

 

札幌のアトリエ「阿呆船」を拠点に、東京でも活動。寺山修司作品の上演を目的に旗揚し、未だにアングラという言葉で形容される魂の叫びを発しつつ、独特の妖しさと色彩感覚を放つ演出が定評。利賀演出家コンクール優秀演出家賞受賞を機に翻訳劇、古典劇も上演。身体訓練メソッドに取組み、身体詩劇の上演やワークショップも行っている。2012年ソウル小劇場祭、2013年テジョン演劇祭に招聘され無言劇を上演。

 

作品紹介

 

姉妹の二人の女中が「女中と奥様ごっこ」を始める。奥様役の妹クレールと女中役の姉ソランジュは、夜ごと奥様殺害の演技に耽り、ついに二人は自らを生贄に捧げる危険な「ごっこ芝居」の限界にまで突き進んでしまう。この物語は閉塞された奥様の部屋で繰り広げられる「奥様ごっこ」の奥底に潜む人間の欲望のいやらしさやその狂気性を描いている。特に人間の狂気性が「ごっこ」という「戯れ」の中に押し込められ「ことば」の虚しさと歪みを表す。

 

公演日時:

10/27(金) 20:00

10/28(土)15:00

10/29(日)15:00

 

チケット料金:前売 2800円  当日 3300円

取り扱い:TEL 090-8272-4299

E-mail:ijingai[at]hotmail.com/itabashi.buhne@[at]gmail.com

 

劇団URL:www.geocities.jp/ijingai/

 

劇団イェチョン『マルチプレックス沈清』

 

演出:イ・スンウォン

出演:パンソリ/パク・ソンファン

   舞踊/イ・ドギョン

   俳優/ユ・ミギョン

   鼓手/ソ・ヨンソク

映像/照明:キム・ミヌ

アドバイザー:イ・ジェサン

 

公演日時

11/25(土)15時、19時

11/26(日)15時

 

開場は開演の20分前

 

料金:一般2500円 学生1500円

チケット info[at]subterranean.jp 080-4205-1050(赤井)

ウエブ http://blog.daum.net/yechon1993

 

団体紹介

 

96年に忠清南道・礼山で創立。15年、ロシア・サンクトペテルブルクで開催された国際演劇祭で韓国初の金賞を受賞。16年、フランス・アビニョンの象徴であるバルコン劇場の招待公演で、全席完売という気炎を吐き、16年、MBCハンビッ大賞を受賞した。劇団独自のレパートリーを開発し、古典の再解釈で実験的かつ独創的な作品との評価を受けている。演技、B-Boy、歌、伝統歌唱、打楽など5つの分野に分け、専門性を確保するために力を注ぎ、韓国の文化芸術を世界に知らせようとしている。

 

作品紹介

 

韓国の永遠の古典「沈清」。「リア王」と相通ずる韓国的伝統叙事劇の傑作。

悲劇性が最も強いパンソリ沈清歌。声と映像が行き交い、調和のとれた懸け橋の役を果たす踊り手の生き生きとした動き。韓国の呼吸と身振りを込めた踊りは一瞬も目や耳を話せない多重化された舞台。この作品は、世界の舞台で韓国の伝統が、異邦人たちと出会い、いかに通じ合い、決して忘れることのできない特別な経験になるようにできるかを目指す新たな挑戦となる。

 



シア・トリエ『シア・トリエ プロデュース公演#5』三島由紀夫近代能楽集より「葵上/熊野/弱法師」

 

作:三島由紀夫

 

構成・演出:大信ペリカン

舞台美術:大信ペリカン

照明:麿由佳里

衣装:佐藤愛美

出演者 :佐藤隆太、鳥居裕美(捨組)、那須大洋(劇団120◯EN)、久田宗一郎、乾優香里

 

劇団紹介

 

1996年、満塁鳥王一座として旗揚げ。野外テントを出発点に、「近代演劇」からの脱却あるいは批判をテーマに「今ここにあるべき演劇の姿」を模索するが、未だ定まったスタイルを見つけられない迷いトリ集団。2015年1月、劇団名を「シア・トリエ」と改名。以来、運気は上昇中。福島県福島市を拠点に全国各地で公演を行う。

 

作品紹介

 

三島由紀夫「近代能楽集」より、源氏物語の第九帳「葵」を素材とした「葵上」、平家物語「海道下」のエピソードによる「熊野」、俊徳丸伝説を下敷きにした「弱法師」を上演。三島のテキストを精緻に読み込み、それに現代的解釈を加えることでアクチュアリティを獲得することをテーマに現在猛稽古中。これはもしかすると原作で三島が能の翻案にあたった作業をなぞる行為なのかもしれない。

 

上演日時:

11月4日(土)19:00

11月5日(日)14:00

 

チケット料金 :前売 2,500円

 当日 2,800円

 U-24割(前売・当日共) 2,000円

 高校生以下(前売・当日共) 1,000円

 

取り扱い:劇団HP予約サイトより

劇団問い合わせ先:info[at]toriking.net

劇団URL: http://www.toriking.net

 

<共通チケット*>

共通チケット

料金=8,000円

*共通チケットは、板橋ビューネ2017プログラムすべての演目をご覧・ご参加いただけるチケットとなっております。

 

※「前売」とは、本番の1日前までに下記詳細より、お座席のご予約をいただいたお客様。料金は、観劇当日、会場にお越しいただいた際に受付でお支払い下さい。

※「当日」とは、ご予約のないお客様のことです。ご予約されていない場合、受付にて「当日」料金をお支払いいただきます。 

 

<チケット予約> 

 

itabashi.buhne[at]gmail.com

 

上記メールアドレスに「チケット予約」と件名を題し、「ご予約者名」「電話番号」「観劇日時」をご記入の上、メールをご送信ください。

なお、共通チケットについては、メール内容にご購入の旨を記入ください。



主催:板橋ビューネ2017実行委員会

共催:サブテレニアン

 

製作統括:赤井康弘

企画立案:よこたたかお

舞台監督:長堀博士